職場で自分がした失敗を他人のせいにする人ってたまにいますよね?

なぜ人のせいにするのかといえば自分を守るためであり、他人に責任を押し付けてしまえば自分が責められたり、嫌な思いをする事もないからです。

こういった人が自分の上司や同僚であれば、様々な問題の矛先を自分に向けられたりして非常に厄介です。

では人のせいにする人にはどうのように対処していけば良いのでしょうか?

実際自分の上司にも問題が起こればすぐに部下のせいにする人がいましたが、正直周りの人達はかなり面倒に感じていました。 苦笑

自分の経験も踏まえながら今回は人のせいにする人の心理や対処方法についてお話します。

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人のせいにする人の6つの特徴

なぜこういった特徴があるのか?という心理的な背景は後ほどお話しますので、まずは人のせいにする人の特徴を以下でご紹介していきます。

いつもは周りに良い顔をしている

他人のせいにする人の普段の態度は低姿勢で物腰が柔らかいようにみえます。

ただこれは表面を取り繕っているだけであり、本心はそうではありません。

その証拠に時間が経ち段々と関係が深まっていくにつれて、尊大な態度や他人を侮蔑したような態度が見え隠れするようになるのです。

権力者や上司に対しては従順な姿勢

人のせいにする人は上司や権力がある相手に対しては媚を売っているような感じで、言われた事に対しては絶対服従的に従っているものです。

だからどんな無茶な要求であろうとも上司や権力者が言ったことには基本的に「YES」と答えます。

そして依頼された無茶な要求を部下に丸投げし、できなければ部下のせいにして自分は悪くなかったと言い出すのです。

自分の意見への批判を受け入れることができない

人のせいにする人は自分の意見への批判を受け入れる事ができません。

またこちらが提案の1つとして意見を言っているにも関わらず、「自分への批判だ!」と勝手に解釈し何故か攻撃的な態度を取ってくる事もあります。

問題が起きると平気で人を売る

いつもは物腰やわらかく優しい印象ですが、問題が起こるとそれは一変します。

いつもはどんなに感じよく付き合っていた相手であっても、問題を回避するためであれば他人のせいにすることも平気でしてしまいます。

当人がいない所で噂話、陰口を言う

人のせいにする人は他人の噂話・陰口が好きなものです。

人のせいにする人は心の奥底では全く自分に自信が無いので、他人を攻撃する事によって優越感を得たり、相対的に自分が優れていると感じたいという心理が働くため、噂話や陰口を言う傾向にあるのです。

他人の失敗や過ちに厳しい

自分の過ちや失敗に対しては甘いのに、他人の失敗に対しては非常に厳しいのも人のせいにする人の特徴の一つです。

とにかくどんな理由をつけてでも自分の過ちや失敗に関しては問題とせず、打って変わって他人が失敗した時には激しく責任を追求します。

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人のせいにする人は自分に自信が無い

自分の失敗なのに他人のせいにするのは端的に言えば自分の事を守りたいという防衛反応が強いからです。

なぜ他人のせいにする人は防衛反応が強いのか?といえば自分に自信が無いからです。

弱くて脆いと分かっているものほど過剰に自分を守ろうとするものです。

それは攻撃が自分向けば自分自身がガラガラと崩れてしまうと分かっているからです。

そういった事態を回避する為には自分以外のものに攻撃の矛先を向ける必要があります。だから人のせいにするという行動を取るのです。

ただ人のせいにする人はこれらの心理を自覚的にやっている訳ではありません。

半ば自動的に行なっている場合がほとんどです。

こういった防衛反応は幼少期に形成される事が多く、小さい頃に私達は多くの失敗や過ちを犯しますが、その際に両親や周りの人から過度に批判されたりして傷つく経験を沢山すると、自分を守るために他人のせいにするという方法を学んでしまうのです。

 

人のせいにする人への3つの対処方法

正直言って人のせいにしてしまう人は上記でお話ししたような心理的な問題を解決しない限り他人のせいにする習性を変えることはできません。

それを他人が言って性格を変えさせるというのは非常に難しい事だと思います。

そういった事を踏まえつつ人のせいにする人への3つの対処方法についてお話していきます。

深く付き合うのはやめる

人のせいにする人と深く付き合うのはやめておいた方が懸命です。

上記でもお話したように問題やトラブルが起きたりすれば、こういった人は(たとえどんなに普段仲良くしていても)平気で人を売ります。

ドライな言い方になってしまいますが、どうしても付き合わなければならないなら仕事上での付き合い・事務的な付き合いにとどめておくのが懸命です。

言動をそのまま受け取らない方がいい

人のせいにする人は表面的な態度は凄く印象が良かったり優しい感じだったりします。

しかし後で重要な場面で裏切られてしまうのがオチなので、調子が良いことを言われたりしてもそれをそのまま受け取らないように注意しておきましょう。

反論するのは慎重に

人のせいにする人が言った意見に反論をするのは結構危険です。

自分を守ろうとする防衛的な意識が非常に強いので、少し意見を言っただけでも過剰に攻撃的な態度をみせてくることが多いのです。

だから反論する場合は相手の意見に直に反論するのではなく、相手に気づかせるように話を持っていったり相手への批判ではないと示してから意見を言うようにすると良いですね。

 

まとめ

人のせいにする人とは基本付き合わない。

どうしても付き合わなければならない場合は人のせいにする人とは適度な距離を保ちつつ付き合うのが良いと思います。

やらないほうが良いのは人のせいにする人と深い関係性を築こうとすること、相手の考えを変えようと努力する事です。

いずれも徒労に終わる可能性が高いでしょう。

それではありがとうございました。