僕がパチンコ・ギャンブル依存症だった時からそれを克服するまでの全てをこのブログ記事に記します。

これを読んでどれほどパチンコやスロットなどのギャンブルが危険なものなのか、そして克服するにはどれほど努力が必要なのかというのを知ってもらいたいのです。

また、このブログ記事には僕がパチンコにハマり借金をして転落するまでが事細かに書いてあるので、それを読むことで今あなたがパチンコをし始めてからどの程度パチンコに依存している状態なのかがわかるようになっています。

僕は子供の頃両親からパチンコやスロットなどのギャンブルは身を滅ぼすから絶対するなと口酸っぱく言われていたので、絶対に自分はギャンブルなんてやらないと思っていました。

そんな自分がパチンコ依存症になるなんて、今となっては信じられないことだとつくづく思います。

僕はこれまでパチンコに費やしたお金は800万円以上、高級車一台買えてしまう位の金額を使い、10000時間以上もの膨大な時間をパチンコに費やしました。

そうして、ひたすらギャンブルを繰り返す中で得たものは何もありませんでした。

残ったものといえば借金と狂った金銭感覚、慢性的な腰痛と肩こりだけでした。

このブログ記事を読んでパチンコやスロットに時間を費やすことがどれほど人生にとって虚しいことなのかを知ってもらいたいのです。

また、どうやって依存症を克服したのかについても詳しく説明しているので、自分も依存症かもしれないという方は参考にして下さい。

本当に僕のやり方は効果があるので騙されたと思ってやってみてほしいです。

恥ずかしい部分もありますが、どういった過程でギャンブルにハマっていくのかをみていただくために、僕のギャンブルにハマった歴史を包み隠さず暴露していこうと思います

あなたも自分の状態と照らし合わせて自分の状態を客観的に把握して下さい。

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僕がパチンコ依存症になるまで

最初に僕がどのようにしてパチンコにのめり込んでいったのかをお話します。

恐らくあなたも形は違えど同じような過程を辿り、パチンコにハマりつつあるはずです。

あなたが今どのくらいのめり込んでいる状態にいるのかを僕の例を通じて認識してもらえればと思います。

このままいけばこうなってしまうんだという危機感を持ってギャンブルから足を洗う行動を起こして下さい。

 

パチンコ・スロット依存症の初期の頃〜原因と特徴〜

僕がスロットやパチンコ等のギャンブルをやり始めたのは大学1年の夏休み頃も終わりの頃のことです。

大学は他県にある公立大学に行っていたので、夏休みに地元に帰省したんです。

僕には中学の頃から仲の良い友達が3人いるのですが、その友達も地元に帰省していたので連日のように遊んでいました。

で、友人の1人が会話の中で「最近オレスロットやりはじめたんだよ。」と言い出し、もう1人の友だちも「オレもパチンコやりはじめてさ〜」みたいな話をし始めました。

僕はパチンコやスロットを全くしたことが無かったので友人のギャンブル話を黙って聞いていました。心の中では「ギャンブルとか怖そうだし、借金とかする人いるんだよな、絶対オレはやらない」と思っていました。

でも、連日その友人達からギャンブルをしている話を聞いていると怖さよりも楽しそうだし、ギャンブルって何か大人っぽいな〜とも感じ、大学に入りたての解放感溢れる僕はだんだん「パチンコをやってみたい」という興味が湧いてきました。

結局、僕の方から「みんなでスロット打ち行かん?」と友人達を誘い、教えてもらうことにしました。

今考えればこれが悪夢の始まりだったんだなあと思いますが・・・・

 

パチンコに行きはじめて1日目〜30日目の頃

自宅近くのホールに行き、ジャグラーが初心者でも簡単ということで、皆で並んでジャグラーを打ちました。

4人で行って、5000円ずつ使って1人が大当たりし、僕を含め他の3人は当たらずに終わりました。

5000円という大金がものの数分、一瞬のうちに消えてしまったことに凄まじい後悔と罪悪感を覚え、「5000円って大金だろ、一体何が買えたんだよ!バカだろコレ、やっぱりギャンブルは危ない」と感じました、

それから地元にいる間は5000円の負けが心に突き刺さっていたので、ギャンブルをすることはありませんでした。

で、地元から大学に帰ったんですが、その後から僕は本格的にギャンブルにハマりだします

大学に帰り、暫くの間はパチンコのことを忘れていたのですが。ふとした時になんとなくこの前行ったパチンコのことを思い出し、「この前は当たらなかったから、面白いかどうかよくわからなかったな〜今度行ったら当たるかもしれない」と試しに1人で行ってみることにしました。

駅の南にあるホールまで自転車を走らせ、今度は人がたくさん座っている人気の機種をうってみることにしました。お金は1万円までそれ以上は絶対に打たないと決めて。

遊び方がよく分からないので、周りでやっている人を注意深く観察してやり方を探り、何となく7を揃えることができれば当たりなんだということが分かりました。

よくわからないなりに6000円ほど回していると当たりがきて7を揃える画面になりました。当然目押しはできないので、店員さんを呼ぶと「プレミア図柄」が揃いました。揃えてくれた女の店員さんから「おめでとうございます、良かったですね〜」みたいなことを言われたのを憶えています。

ボーナスの意味も分からないので、とりあえずリールを回し続けました。最初はボタンを押すだけだし全然つまらなかったんですが、途中で味方キャラクターが勝てばコインが出続けるゲームなんだと分かりました。

結局、味方キャラクターは勝ち続け一撃で6000枚ものコインがでました。無知な僕はコレがお金になるとは知らず、「たくさんコイン出たけど、コレでカウンターの横に飾ってある物と交換できる仕組みなんだろうか?」と思っていました。

で、レシートを持ってカウンターに行くと小さなプラスチックケースを沢山貰ったので、「これ、どうすればいいんですか?」と聞くと外にある換金所で交換して下さいと言われたので、そこに持っていくとナント12万円以上のお金が換金され度肝を抜かれました。

えっ、こんな簡単にお金儲かるの?これヤバイじゃん、嘘だろコレ!」大学生になりたての僕は12万円なんて大金持ったことなかったので、凄まじい衝撃をうけました。

恥ずかしい話ですが、それまで僕はパチンコやスロットがお金に換金できるものとは知らなかったんです。テレビなどでパチンコして景品をもらって帰るシーンなどをみたことがあったので、ただ景品と交換できるものと思っていたんです。

ただ、今思えばココで負けていたほうが本当に良かった・・・・・

 

パチンコ・スロット依存症の中期の頃〜原因と特徴〜

パチンコやスロットは簡単にお金が儲かるんだ、こんな考えに取り憑かれた僕はパチンコをするようになりました。

大学生ということもあり、ギャンブルをすることがどこか大人の仲間入りをしているという認識もあったように思います。

 

パチンコを始めて30日目〜90日目の頃

最初は見境なくパチンコやスロットを打っていたわけではなく、1万円を超える金額は負けた時のダメージが大きすぎるのでそれ以上は打ちたくても止めていたのと、心のどこかでギャンブルなんて時間とお金の浪費だからヤラないほうがいいという考えがあったので、行きたくても自分をおさえてできるだけ行かないように努めていました。

パチンコは趣味の範囲で、小遣いの範囲でやるもの、生活費までかけてやるのは馬鹿げていると考えていたんです。

ですからパチンコに行くのは月に数回程度で1回に投資するお金も少なかったです。

パチンコをすることで生活が切迫するなんてことも無かったですし、パチンコやスロットに行きたくてしょうがない衝動もありませんでした。

ですが、月数回行く程度でしたが数ヶ月パチンコやスロットを続けていると、だんだんと金銭感覚がおかしくなっていきました

 

パチンコを始めて90日目〜180日目の頃

パチンコをやりはじめてから数ヶ月経つと投資が1万円以上になることが増え、負けていても「まだ大丈夫1〜2万円なんて大当たりがくればスグに取り返せるから」という思考に陥り、1回で得るお金と失うお金の金額が膨れ上がっていきました

当時は今よりも爆裂スペックの機種が主流で、1回大当たりがくれば最低1万5千円以上戻ってくる機種も存在していました。

だから負けても「まだイケる、まだ当たれば大丈夫」と自分に言い聞かせていましたね。

そういう生活を続けているうちに、大学に行っている時、バイトに行っている時、家にいる時、考えることがパチンコやスロットのことばかりになっていくようになりました。

頭の中はパチンコ・スロットのことを考えていることが増え、仕送りで貰ったお金やバイトで稼いだお金をほとんどパチンコやスロットに消費するような時もありました

ですが、まだこの頃は給料日まで最低限の生活費は残しておく位の理性はまだありましたし、パチンコに行きたい自分をまだどうにかコントロールできるときも多かったように思います。

 

パチンコを始めて180日目〜365日目の頃

パチンコを始めて半年以上が経つとはじめのころからあったギャンブルに行くことに対する罪悪感、悪い事をしているような感覚が少なくなってきました

それよりもパチンコを打ちたい、あの快感を味わいたいという感覚になるようになりました。

ギャンブルに投資する金額も3万円以上投資するようなときもあり、最初の時から考えれば考えられないような思考になっていました。

考えることはほとんどギャンブルのことばかりになり、常に時間があれば打ちに行きたいと思っている状態でしたね。

友達と遊ぶ約束を破ってまでパチンコを続けることも結構あり、今思えばもうヤバイ状態だったんだと思います。

この頃、「かなりギャンブルにハマっている」という自覚がありました。

大学の勉強や資格の勉強もしたいし、ギャンブルをきっぱりやめたいけどでも、どうしてもギャンブルに行ってしまうような状態だったんです。

お金が無くなるとATMに走るようにもなっていましたし。

唯一救いだったのが、大学生だったので使えるお金が限られていることでした。

ギャンブルに負けると毎月ギリギリの生活をする生活をしていましたが、収入がお金が仕送りとバイトのお金だけだったのでそれ以上お金を使わなくて済んだのです。

 

パチンコ・スロット依存症の後期の頃〜原因と特徴〜

ギャンブルをやりはじめて1年以上経った大学の後半〜社会人中でも20代後半の頃がパチンコやスロットにハマった一番の時期で、パチンコ依存が一番強かった時といえます。

大学生の時はお金が無くて打てない状態だったのでまだ抑制されていたし、社会人になって数年は忙しさもありパチンコやスロットに行く頻度も限られていました。

しかし、就職してから数年経つとある程度の時間の余裕とお金ができるようになりそれを期に一気にハマってしまったのです

社会人は大学生の時に比べ自由な時間は限られていますが、独身であればお金が沢山あるのでギャンブル依存症者にとって非常に危険です。

 

パチンコを始めて1年〜4年の頃(大学生〜社会人)

パチンコをやりはじめて1年以上経つと1万円程度の勝ちでは満足できなくなり、投資額も3万円程度が普通の感覚になっていました

この時期はパチンコに行くことも多かったのですが、大学生活後半は就活や卒論などのイベントや社会人1年目は仕事が忙しかったということもあり、少しギャンブルに行く頻度は落ちました。

ですが、その分1回にギャンブルに使う金額が大きくなっていました、仕事でストレスが溜まるとヤケになってパチンコに行くことがよくあり、1日で12万円もの大金を使ったこともあります。

途中からはもうヤケで特に勝とうなんて考えていなくて、とにかく当たりを引きたい、ムカついたから当たるまで打ってやるというラリった状態で打っていました。

振り返ってみると1年以上定期的にギャンブルを続けると、ちょっとやそっとじゃギャンブルをやめれない体質になってしまうと思いますね。

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パチンコを始めて5年目〜10年目(20代後半)

社会人3年目を過ぎた頃だったと思いますが、仕事にもなれ時間と貯金もできお金の余裕ができ始めた頃から、どっぷりとギャンブルに浸かった生活を送るようになります。

パチンコをやりはじめて5年位が経過していたと思います。

この5年目以降は所謂ギャンブル依存症の状態だったと思います。

行けば行くほどパチンコ・スロットにハマり。ほぼ每日のように行きつけのパチンコ屋に通う生活をするようになりました。

パチンコに行きた過ぎて、友達や家族、彼女に嘘をつくこともかなりありました。

ちょっと急用が入ったから今日は遊べなくなった

家の用事があるからごめんけど約束に遅れる

こんな嘘を幾度となくつきました。

大事な約束を破って彼女を泣かせてしまったこともあります

両親から今後のためにと大切に預かったお金を1日で使ってしまったこともあります

振り返ってみると本当にどうしようもない人間のクズだったと思います。

パチンコ依存症の人は大事な人との約束を破るよりもパチンコに行く方が重要という思考になってしまうんです

つまり、パチンコ依存症になるということは約束を平気で破ったり、他人に迷惑をかけるクズ同然の人間に成り下がるということでもあるんです。

ギャンブルをする時間も長時間に渡り、開店(9時頃)から閉店近く(10時頃)までご飯も食べず1日中打ち続けることも多く、投資も毎月の給料だけでは足りなくなり、大事に貯めていた貯金にまで手をつけるようになりました。

投資額も平均3〜5万円、多いときだと10万円以上使うときもかなりありました。

年間の負け額も150万円を優に超えていました。

頭では「こんなんじゃダメだ、もうギャンブルをパチンコをやめないと人生ダメになる!」と分かっているのですが、どうしても日が明けるとまた行きたくなってしまう日々の繰り返しでした。

負けると「絶対にもう行かない、パチンコやスロットなんてクソだ。こんなに惨めな思いもう絶対にヤダ」と心に決めるのですが、何故か次の日にはムクムクとパチンコをしたい衝動にかられるのでした。

そんなふうにして段々と貯金が減っていき、ついには借金をするところまできてしまいました。

借金までして一体オレは何をやっているんだという気持ちで心はボロボロ、いっそもう死んでしまいたいとも思いました。

これが30歳になった頃のことですね。

でも、ココがターニングポイントになりました。

大事に貯めた貯金を全て失い、借金という現実を目の前にしてようやく僕は我に帰りました

ここから本気で、僕は人生を賭けてパチンコをやめる決意と行動を起こします。

振り返ってみるとここが底辺というか一番下まで落ちきった時だったんじゃないかと思います。ここからパチンコ依存症を回復していく過程が始まります。

以上がパチンコにハマった僕の黒歴史です。

文章に書くとサラッとしていますが、パチンコ・スロットによって本当に悔やんでも悔やみ切れないほど様々なものを失いました。

・20代の二度と戻らない貴重な時間

・たくさんの資格を取得するチャンス

・800万円以上のお金と1万時間以上の時間

・友達や家族、彼女と過ごす時間

・趣味や好きな事に打ち込める機会

・・・など挙げればきりがありません。

こんな何にも得るものがない、後悔しか残らないギャンブルになぜあの大切な時を使ってしまったのか、残念でなりません。

本当に人生の大切な時間はもう2度と帰ってきません。

ギャンブルはあなたの人生に何ももたらしません。

あなたは僕と同じ過ちを繰り返さないで欲しい。

ここから僕がどうやってパチンコ依存症を克服したのかについて詳しくお話ししていきます。

よく聞いてしっかり参考にして下さい。

 

僕がギャンブル依存症を克服するまで

ギャンブルをどうやって克服したのか具体的な手順・方法については

パチンコ・スロットをやめたくても絶望的にやめれないあなたへ」のブログ記事で詳しく解説をしました。本気で愚直にこの通り取り組めばあなたもギャンブル依存性を克服することができます。

ここでは克服する過程についても、上記と同様に時系列に分け、どのようにしてパチンコ依存症を克服していったのかを、分かりやすく解説していきます。

 

パチンコ依存症克服1日目〜10日目

パチンコ依存症を克服しようとしている方で一番挫折する人が多いのが、パチンコやスロットをやめてから10日目までの時期です。

なぜ挫折する人がこの時期に多いかというと、パチンコ依存症だった人がパチンコをやめて間もない初期の頃には、必ず強烈なパチンコに行きたい衝動に襲われるからです。

パチンコ依存症になると、パチンコを打ちたい衝動が定期的に起きるようになります。この衝動はいつ起こるのか分からなくて、パチンコの広告を見た時、ストレスを感じた時、お金が入ったときなど本当に様々なタイミングで襲ってきます。

パチンコがしたくなるこの衝動は本当に強烈で、この衝動から身を守るのは本当に難しい。この衝動は強すぎるので、意思だけでこれに抵抗するのはほとんど無理に近い・・・

何百回もこのパチンコをしたい衝動に負けてパチンコに僕は行きましたし、何度となくやめようと決意して、大抵2週間以内にパチンコをしてしまうというのを繰り返してきました。

だから意志の力ではなく、絶対にパチンコを打てないように物理的に自分を封じ込めることが重要になってきます。

やり方については先ほどご紹介した「パチンコ・スロットをやめたくても絶望的にやめれないあなたへ」を参考にしていただければ大丈夫です。このやり方をきっちり守れば行きたくても行けないはずですから。

ただどうやってもキツイのは確かなので、やめてから1日目〜10日目というのは本当に踏ん張りどころです。

行きたくてしんどい時は何も考えないようにして無心で寝てしまいやり過ごすのが良いですよ。

起きて我慢していると頭の中で行きたい衝動が爆発しそうになり、本当つらいですから。

 

パチンコ依存症克服11日目〜30日目

ギャンブルをやめてから10日を超えても残念ですが、パチンコをしたくなる衝動というのは襲ってきます。

一回パチンコで快感を覚えてしまうと、体に本能レベルで染み付いてしまうので、もう行きたい衝動が完全に無くなるということはないんですね。

だから少しやめれたから安心ではなくて、長期に渡ってパチンコの魔力と戦う覚悟が必要なんです。

とはいっても、パチンコから離れて時間が経過するごとにパチンコをしたくなる衝動が起こる頻度は確実に落ちていきますから安心して下さい。

それでですが、10日程度までが一番目の克服の山だとしたら、11日目から30日目が2つ目の克服の山となります。

この期間にもまたギャンブルをやりたくなる強烈な衝動がやってきます。

僕もこの時期に幾度となくもう全て投げ捨ててまた、パチンコをしたいという気持ちになったんですが、寝たり、他の趣味に没頭したり、徹底的に頭の中でパチンコやスロットを拒絶することで何とかしのぎました。

ですから、この時期は全く気を抜けません。少し我慢できたからといって、油断してはだめですよ。しっかりと僕が言った方法を少なくとも半年は継続してやって下さい。

油断して必要以上のお金を手元に残したりでもしたら、絶対にパチンコ屋に行ってしまいますから。

給料日など自分へのご褒美だと気を抜いてしまいがちですが、そこで浮つかないかが克服できるかどうかの分かれ目です。

 

パチンコ依存症克服30日〜90日目

1ヶ月を超えると慣れ・油断がでます。

なあんだ、スグにギャンブルやめれるじゃん」「簡単だなパチンコやめるのなんて」こんな気持ちが覗くようになります。で、多くの人がまたバカなパチンコ通いをし始めるんです。

多いのが数ヶ月やめていたのに、急にパチンコにまたハマりだすパターンです。

数ヶ月やめてからまたパチンコ依存症に戻ってしまった場合は、「リバウンド」といって反動が強く出ます。つまり前よりも依存症が強くなってしまうんですね。

具体的にはお金を際限なく使ったり、頻度が多くなったりするんですが、僕の場合もこのリバウンドによって、落ちるところまで、ギャンブルによって借金をするという底辺まで落ちました。

リバウンドしてから半年〜1年位で200万円以上のお金を使ってしまったんです。

だからこのやめてから数ヶ月というのは非常に重要な時期と言えるでしょう。ここでまたギャンブル生活に戻ってしまうと以前よりももっと最悪な状況に陥ってしまうと思っておいたほうが良いです。

この本当に辛い3ヶ月間、襲ってくる衝動を数回乗り越えると、そこからは少し楽になりました。

僕はこの期間少なくとも5回以上パチンコをしたい強烈な衝動にかられました。

何とかその日をやり過ごすと、次の日にはケロッと行きたい気持ちがなくなっていることも多かったです。

参考に頑張ってみて下さい。

 

パチンコ依存症克服90日〜365日目

3ヶ月もの間幾度となくやってきたパチンコへの衝動に打ち勝つことができたのなら出口はもう少しです。

パチンコを断ってから3ヶ月から1年という期間ですが、パチンコをしたい衝動が全くこなくなるわけではありませんが以前ほどの頻度や強さでパチンコ・スロットをしたい衝動はこなくなりました。

しかし、まだまだ警戒を緩めてはいけません。まだパチンコの魔の手が襲ってくる危険があります。

僕の経験ですが1ヶ月〜2ヶ月に1〜2回程度の頻度、さほど強くない程度の強さでパチンコ屋に行きたくなる衝動が起こります

で、この時にきちんとパチンコやスロットを拒絶する嫌悪する思考ができあがっているとその衝動を受け流すことができます。

これは「パチンコ・スロットをやめたくても絶望的にやめれないあなたへ」のパチンコ・スロットを嫌悪せよ!というところで解説しているのでそれを参考にして下さい。

「もうパチンコをやめることができた」と思って周りの人が話すギャンブル話に耳を傾けたり、パチンコの新聞広告などをみるような行動を取ってしまうようになると危険です。

というかそういう行動を取り始めたら、近い将来またパチンコ屋通いをし始める可能性が高いです。

パチンコやスロットは拒絶し・嫌悪し続けないと心のスキマにスッと入り込んでくるので絶対ダメなんです。

 

パチンコ依存症克服1年〜

私がパチンコ依存症を克服したいと本気で決意してから1年という期間、パチンコやスロットを拒絶できたということは、本当に驚きであり、以前の自分からすれば考えられないことでした

1年を超えればパチンコ依存症をかなり克服できたと言っても良いです。ですが、パチンコ依存症を完全に克服できたということにはなりません。

先ほどもお話ししましたが、パチンコの快楽というのは1回体が覚えてしまうと、それが完全に消えることはもうありません。これは麻薬やドラッグと非常に良く似ていると言われています。

ですから、パチンコ依存症を完璧に克服できたということは無く、気を抜かずにパチンコ・スロットなどギャンブルの魔力と戦い続ける意思が重要なのです。

ごくたまにですが、今でもギャンブルに関連する情報をテレビで見たり、耳に挟んだりするとついついパチンコ屋に足を運んでしまいたくなることがあるんです。

でも今はスゴく冷静にどれほどパチンコやスロットが馬鹿げたことなのか分かっているし、これまでの日々を無駄にしたくないからもうギャンブルをしに行くことはないのです。

ギャンブルをするのはあなたの将来の人生をゴミ箱に投げ捨てるのと一緒です

決してギャンブルには近づかないようにし、拒絶できるようになりましょう。

ギャンブル依存症者がそういった冷静な判断をできるようになるのには長い時間が必要です。

ギャンブルにどっぷり浸かっている状態では絶対に冷静な判断はできません。

ギャンブル依存症克服へ向けて1歩1歩、1日1日を確実に進んでいくしか道はありません。

 

ギャンブル依存症を克服した後に待っているもの

ギャンブルを克服した後に待っているのは、いまあなたが生きている現実とは全く異なる世界です。

僕はギャンブルにハマっている時、ギャンブルを死ぬほどやりたいと每日思っていたし、実際お金が尽きるまでギャンブルにお金を投じていて、「まあそれで良いのかな」と思っていました。

で、少し複雑ですが、その一方で何故か「全く人生が面白くない、つまらない」とも思っていたんです。

ギャンブルがやりたいという感情はあなたの心の奥底から湧き出る興味や関心ではなく、ギャンブルの魔力、常習性によって無理矢理作りだされた感情です。

だからパチンコをやってもやっても、死ぬほどやり尽くしても1ミリも充実感なんて生まれないんですよ。心に残るのは虚しい気持ちだけ

ギャンブルはこれが本当に怖い。

本当は欲しくないのに、奴隷のように無理矢理欲しいと感じる状態にさせられてしまうし、本人もそうだと思ってしまう

だからギャンブルで勝ったとしてもどこか虚しい、空虚な気持ちがするんですよ。

そんな状態にいると、別の世界(充実感を感じて生きていく世界が)しだいに見えなくなっていきます。

ギャンブルをやめるとこの充実感に満ちた世界が次第に見えてくるようになるんですね。

本当にこれは素晴らしくて、生きるのって楽しいんだなと思えるようになります。

僕もギャンブル依存症だった頃は、「人生なんてつまらないし早く死んでしまいたい」と思っていました。

でも今は趣味である読書をもっとしたいし、ライターの仕事だってもっと上手く書けるようになりたいという目標があり充実感がある每日を過ごせるようになれました。

もちろんパチンコ依存症を克服するのにはそれ相応の努力もいるし我慢もいります。ですがそれを乗り越えたらあなた本来の人生を生きることができるようになれます。

あなたもギャンブルを克服して自分だけの素晴らしい人生を掴んで下さい。

 

最後に

ここまで僕がギャンブルにハマり、そこから抜け出す過程について書いてきました。

ギャンブルの怖さや悲惨さ、あなたがどの程度パチンコ依存症なのかについて理解してもらうことはできたでしょうか。

このブログ記事にも書いたように本格的にパチンコ依存症になると生活が破綻し始めます。そして多くの場合は底辺に行くまでパチンコをやめることができません。

ですから悪いことは言いませんから、もうあなたにはパチンコ・スロット通いはやめてほしい。

借金して底辺まで行き着いてからでは遅くて、本当に辛くて惨めでやりきれなくなってしまうから。

ギャンブルから足を洗うことができたら今までの覇気のない無気力なパチンコ生活とは違う、充実感ある楽しい生活が待っています。

何度も書きますが、あなたには僕と同じ過ちを繰り返さないで欲しい。

今スグにパチンコ・スロット通いをやめるための行動を起こして欲しい。

やり方が分からなければ別のブログ記事である「パチンコ・スロットをやめたくても絶望的にやめれないあなたへ」を参考にしてやってもられば大丈夫。

あなたが楽しい幸せな未来を生きることに期待しています。