パチンコで負けすぎて嫌になった経験は無いでしょうか?

パチンコで負けすぎると全てがどうでも良くなるような気持ちになってしまうものです。

パチンコはその気になれば1日で10万円以上簡単に負けることができる危険な代物です。

結局のところ一時的に運良く勝ったとしても、長い目でみればその倍以上のお金を溶かしてしまうのがパチンコなのです。

パチンコで負けすぎてしまった自分の経験談や知人から聞いた話なども含めてご紹介します。

パチンコは大負けした時にしかやめれないと個人的には思っています。

これをパチンコをやめるキッカケにしてもらえたらと思いますので、読んでみて下さい。

同じ台に3日間で21万円

過去にですが秘宝伝というシリーズのスロットでかなり爆裂性が高い機種がありました。

かなり荒波の機種だったので、最初は少額を使って勝ったり負けたりして満足していたのですが、ある時万枚近くの出玉を出したことによって歯車が狂ってしまいました。

ジェットコースターのような荒波性にハマってしまった私は、とにかくまた爆裂させたいという欲にかられてしまい、買っても負けてもいいから打つという気持ちになってしまったのです。

ある3連休の時の事です。

とにかく打ちたい欲求にかられた私は、家近くのパチンコ店の角台にある秘宝伝に目を付け、連休の初日に1日中打とうと決めていました。

出たり飲まれたりを繰り返しながらも下降線をたどり、1日打ち切った結果その日は7万円近く負けてしまいました。

失意の中、家に帰りましたが「これだけお金を入れて出ないってどういう事なんだ!?そろそろでるんじゃないのか?」と振り返ってみると凄く馬鹿なんですが、腹立ち紛れに次の日も同じ台を打ちに行くことを決めたのです。

そして次の日も同じように同じ台を1日打ち切り7万円近くの負けでした。

この時にはもうどうでも良いような気持ちも入り混じっていて、「どうせ大金負けてるんだからもう一緒だ。」と感じていました。

破れかぶれな気持ちで、また次の日も打ちに行き同じ角台に座りまた同じように負けてしまったのです。

ボーナスの大部分を使ってしまった記憶がありますので、負けた金額は3日間で21万円位だったと思います。

結局、秘宝伝のその機種で負けたトータル金額は、万枚の数倍のお金にもなります。

結局1度大勝をすると、気持ちが浮つき欲に歯止めが効かなくなります。

結果的に、勝ったお金の倍以上を失ってしまうことになってしまうのです。

連チャンがみたくて1日で10万円

これはパチンコでの話で、牙狼という機種の話です。

牙狼と言えば非常に爆発性の高い機種で数万発が出ることもザラにあります。

牙狼は一時期、人気の高さから休みの日はほぼ満席状態というところも結構ザラにありました。

ある時、牙狼が打ちたいと思い朝からパチンコ屋に並んだことがありました。

案の定開店と同時に牙狼はすぐに満席になりましたが、私は運良く台を確保することができました。

そして意気揚々と打ち始めたのですが、全然玉がチェッカーに入りません。

1000円で10回転いくかいかないかという感じでした。

当時周りの店舗も同様でしたが、牙狼は黙っていてもお客さんが座ってくれる人気機種だった事や爆裂スペックだった事もあり、お店側も結構釘を締めて調整するところが多かったのです。

台を移動しようにも周は満席で移動することも出来ない状況でしたので、しょうがないかとそのまま継続して打つことにしました。

ここからが地獄でした。2万円、3万円と使っても全く当たりがきませんし、相変わらず回転数も良くありません。

やめようかとも思いましたが、負けているし一発当てればという思いや、連チャンをみたいという思いからやめることができませんでした。

気づけば5万円を使っていましたが、この時には絶対連チャンさせる・連チャンをみたいという気持ちで当たるまで打つ気になっていました。

結局どうなったかというと、ハマりは1000以上を超え1度も当たりは来ませんでした。

投資額は10万を超えていて、その間ATMに2回位行きました。

冷静になってみれば、連チャンをみたいという欲求のために10万円を使うというのは正気の沙汰では無いですよね。

馬鹿げていますが分かっていてもやめられないのがパチンコ依存の怖いところです。

今そういう状態の方がいるのであれば一刻も早く足を洗う行動をして欲しいと思います。

設定が良いだろうと妄想し5万円以上

これは何度か経験した事ですが、当たりが軽かったり、パチンコでよく回ったりすると設定が良いと勘違いすることがありました。

そんな時はずっと打っていれば勝てるだろうと判断し、どんなに負けが込んでもズルズルと打ち続けてしまうのでした。

正直当たりが軽かったりしても設定が良いかなんて本当は分かりませんし、パチンコでよく回ったからと言って永遠にハマり続けてしまう場合もあるわけです。

スロットなど当たりが軽いからこの台は設定が良いかもしれないと思って、打ち続けた結果5万以上負けた経験は山程あります。

11ヶ月で200万円の負け

これは知人の話ですが、スロットにハマって1年経たないうちに200万円近く負けた人がいました。

性格は真面目なタイプで仕事もお硬い職業、あまりギャンブルにハマるような感じにはみえないので驚きました。

最初は仕事帰りにちょっとして帰る程度だったようですが、次第にハマりほぼ毎日パチンコ屋に通うになってしまったようです。

200万円あった貯金がほぼほぼ失くなったと言っていましたから、毎月の給料などを含めると使った金額はそれ以上なのではないかと思います。

3年で200〜300万円の負け

周りでパチンコに定期的に通っている数人に聞いた感じだと、概ね3年位で平均200万円〜300万円程度は使っている様子です。

勝ったりする月は本当に稀で、大体月に5万円くらいは少なくとも負けているようでした。

1人だけ限度額を決め毎月3万までしか使わないという人がいましたが、それ以外の人は負けたらアツくなり想定以上にお金を使ってしまうという感じでした。

パチンコは大負した時がヤメどきですよ!

パチンコで大負けした時は何も手に付かないくらい嫌な気持ちになるものです。

これを読んでいるあなたもそうかもしれません。

しかし、逆に僕はあなたが大勝ちしなくて良かったと思います。

何故ならパチンコで数万発、スロットで数千枚の大量の出玉を経験してしまうと、そこから暫くの間「また大当たりの快感を味わいたい」という気持ちに取り憑かれしまうからです。

そうなると絶対に勝った金額以上のお金を失う結末が待っています。

だからむしろ負けてよかったのです。

負けた金額は大金かもしれませんが、また頑張ってお金は稼げば良いですし、貯金もすれば良いだけの事です。

しかし、ギャンブルが癖になり、段々と深みにハマり依存状態になると取り返しがつかないことになってしまいます。

大負けした時にギャンブルはやめるべきです。そこしかチャンスは無いと思います。