私は結婚していますが、これまでにした夫婦喧嘩の数は恐らく数百回を優に超えます。

数々の修羅場を乗り越えてきた私が夫婦喧嘩で上手に仲直りをする方法についてお話しします。

夫婦喧嘩は長引くとお互いつらい気持ちで日々を過ごすことになりメンタルを消耗し、プライベートだけでなく仕事などにも影響を与えてしまいます。最悪の場合、離婚するかどうかにまで発展してしまいます。

今からご紹介する夫婦喧嘩から仲直りする方法は現在進行形で私自身も使っていて効果のある方法です。

また数年前某大手銀行主催のクレーム対応セミナーに参加したことがあります。このセミナーはクレーム対応で全国トップの経歴を持つ講師の方に、顧客とのトラブルを上手く解決するためのテクニックを教わる内容でした。ここで教わったテクニックは夫婦喧嘩を解決する際にも非常に役に立つことが分かったので、それらも併せてご紹介してたいと思います。

もし夫婦喧嘩ばかりで疲れ果てているという方は、是非実践して欲しいですね。

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大切なのは正しさではなく上手くいっているかどうか

まず知って欲しいのは夫婦関係を良くしていきたいのであれば、喧嘩した時にどちらが正しいかを争ってはいけないという事です。正しさの争いを続ける夫婦は間違いなく破綻します。

喧嘩した時は、どうすれば関係が上手くいくようになるのかを重視してください。

大抵の場合、夫婦喧嘩が始まると必ずどちらが正しいのかお互いの主張が始まります。

結論から言ってどちらが正しくても関係は良くなりません。むしろ議論に負けやり込められた方は不満が増幅して関係は悪くなる一方です。

議論に勝とうとするのは無意味なのでやめておきましょう。(僕はコレを何十回も繰り返して失敗しました 汗)

議論に勝つのではなく、相手がどうすれば気持ちを丸く収め冷静に話を聞いてくれるのかを考えてみるのです。

この時「自分の方が正しいのに」なんて事は一旦横に置いておきましょう。

関係が上手くいく事が1番大切なことだと自分に言い聞かせて対処方法を考えてみるのです。そうすると関係を修復するために色々アイデアが浮かんでくるはずです。

 

相手の事を笑わせる

沢山の仲直り方法を試してきましたが、多分これが最も効果的な夫婦関係修復の手段です。

それが「相手を笑わせる」です。冗談抜きに笑いはリーサル・ウェポン(最終兵器)です。

相手を笑わせることができれば、それまで地獄のように重い空間が一気にお花畑の世界に変貌を遂げてしまいます。

それまで相手から無視されていたりどんなに相手が怒っていようと、一度でも大笑いすると、その後は温和な雰囲気で相手と話し合いをすることができるのです。

「えっ・・・さっきまであんなに怒ってたのに、何この変貌ぶりは!」とビックリしますよ!

これに気がついた時、長年の悩みから一気に解放された気がしました。自分にとってはノーベル賞受賞ものの発見でした。

笑いのツボは人それぞれなので一概には言えませんが、日頃から相手が笑うネタをストックしておきましょう。

とはいっても、いきなり笑いのネタを話し出すと相手はさらに怒り出す可能性もあるので、シリアスな話をしている中で、さりげなくバカな例え話などを織り交ぜていくと良いでしょう。

笑いを使いこなすには慣れるまでちょっと練習が必要ですが、使いこなせれば大抵のいざこざは驚くほど簡単に吹き飛ばすことができます。

是非チャレンジしてみてほしいです。

 

相手の心情を理解していることや共感を伝える

相手の気持ちを理解していたり共感していることを、具体的な言葉にして伝えることで、こちらの話を聞いてもらえたり、相手の感情が落ち着くなどコミュニケーションを円滑に進める事ができます。

大切なのは相手の気持ちを一旦受け止めることです。その時に自分がそうは思っていなくても、相手の感情を一度キャッチする言葉を伝えることで相手はこちらの話にも耳をかたむけてくれるようになるのです。

例えば 「さっきは〇〇だったから嫌だったんだね」「〇〇について困っていたんだね」

など相手の気持ちを考え、心に染みるような言葉をかけるようにしましょう。

ここでは一旦自分の感情は抜きにして声をかけることが大切です。ここで自分の方が正しいとかプライド、怒りの感情を捨てずにいると声をかけることはできません。

仲直りしたいと本気で思うのであればそういった私情を横に置いて声をかけてあげて下さい。

 

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事前に喧嘩した時の対処方法を話し合っておく

夫婦間で喧嘩した際にどのように対処すれば良いのかを話し合っておくのも良い方法の1つです。

例えば夫婦喧嘩をしても必ず寝る前にはどちらかが謝るとか、相手は喧嘩の時どのように対処してくれたら冷静になれるのかを相手から聞いておくなどです。

喧嘩の時はお互い感情が高ぶっているので落ち着いて話すことができないので、前もって話しておくことは非常に良いですね。

ちなみに自分の家が決めている対処方法はこんな感じです。

  • 夫婦喧嘩をしてどちらかが冷静さを失っている場合、一方が家から出ても良い
  • 夫婦喧嘩はその日のうちに終わらせる

冷静さを失っているといつまで経っても喧嘩が終わらない事が多いので、どちらかが家から出ていっても良いルールを作りました。また夫婦喧嘩も長引くと悪影響が大きいのでどんな形であれその日のうちに終わらせるという決まりを作っています。

たった2つの決まり事ですが、喧嘩の際には本当に役立つ事が多いです。恐らくこの決まりが無かったら長期化してしまった夫婦喧嘩も多かったと思います。

シンプルで良いので喧嘩の際のルールを決めておきましょう。

 

全てを一旦横におき謝る

正攻法ですがシンプルに謝るのが仲直りの近道です。

謝る時はこれまでの喧嘩の事は一旦横に置いて真摯に謝ることが重要です。

誤っている途中で「でも〇〇は違うと思う!」など相手を批判するような意見を挟んだりすればまた喧嘩の始まりです。

謝る時は一旦全てを飲み込んで謝るようにして下さい。謝ると相手の気持ちも落ち着くので、その後に話をすればよいのです。

 

少し時間をおいてみる

夫婦喧嘩がもし長引くようであれば時間をおいてみましょう。少し時間を置くことでお互い冷静になることができます。

頭に血がのぼって今スグ解決しなければ気が済まないかもしれませんが、そういう時だからこそ一旦引くことが大切です。

家にいるのであれば外に出てお茶をしてから帰りましょう。外に出れないのであれば相手とは別の部屋で少しの間引きこもりましょう、少ししたら状況が変わっているかもしれません。

 

まとめ

夫婦喧嘩は長引くと大変つらいものですので、できればスパッと仲直りすることができれば良いものです。

今回ご紹介した6つの方法のうちどれか1つでも良いので試してみて下さい。スムーズに関係が修復できるようになります。

自分自身長い間夫婦喧嘩に悩んできたところがあるので、同じ悩みを抱える人の気持も分かりますし、上手く関係を修復できる人が増えれば良いと思っています。

喧嘩も長期化すると中々謝るタイミングとか、どう声をかけるべきか分からなくなったり、お互い意地になってしまったりもするので覚悟を決めて自分から仲直りを切り出すのが大切ですね。

それではここまでありがとうございました。